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大好きな風景 [がらにもなく景色]

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全部 さくらの木

この角度がいちばん好きな東京は中野通り



タイミングよく電車が



通りの真ん中によく立ち止まる


そんなやつを見かけたら私です
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いくら発展途上国でもさあ・・・・・ [おなじみ!トリッキーな母編]

我が家の母  トリッキーな76歳は


ペーパードライバー


日本の地で運転したことは皆無である






さかのぼる事35年    母41歳  私9歳   


異国の地 シンガポールで 一念発起のあの方は 車の免許を取ることを決意


だがなんと 当時は自動車教習所なるものは無く


マガイ物にしか見えない教習者が同乗し 自家用車でいきなり路上



身長148cmの母 運転席は押して、足しでやっとのことで足をとどかせる


子供心に『無理ではないのか?????』と聞けない疑問





当時 父が唯一主張して買った車 FIAT が来たばかりだった


その車体の色は よく言えばキャメルカラー  悪く言えばらくだ色


子供心に『なぜこの色????』と 聞けない疑問が・・・・・・


  

普段 感情の起伏の少ない父が うれしそうに来た新車を眺めていた姿は今でも思い浮かぶ



そんな父の愛車が 悪魔の手により 危険にさらされる毎日


父は日々 帰宅後 しずかーに駐車場へ


母に気づかれぬよう傷チェックをする


子供心に『気の毒に・・・・・』と言えないエール




幸い 自宅マンションの駐車場が広かったことで


なんとか? まんまと?  無事免許を手に入れしまった




が しかし 恐ろしくて母の運転に乗れるわけがない


いくら発展途上国といえども 砂漠の一本道ではない




だが


そのときはやってきた らくだ色の車・・・・・これが本物のらくだだったら どんなによかっただろう


近所へ買い物に行ってみるとのこと


そういえば この人自転車乗れないんだったなあ・・・・・

子供心に『やっぱり無理にちがいない』と 言えない緊張感満載の車内


やしの木がそびえ 南国のしめった暑い空気にもかかわらず

なぜか背中に冷たい汗


いつもの買い物はyaohanスーパー 

駐車場は地下だった


しかしそこへ行き着く事もなく

あまりに怯える私に プレッシャーを感じた悪魔は断念した


それ以降 父を乗せ 練習を試みるも そのたんびの夫婦喧嘩勃発


力つきて めでたくペーパードライバーへ



帰国後日本の免許へ書き換え またもまんまと取得したようだが


現在まで更新しているのかは 大人のになった子供は いまだ聞けずにいる今日この頃



最近足腰よわった母は 『運転できてればよかったわあ』とつぶやく


父の遺影が苦笑いした気がする

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